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概要

kaigaikenshu_44

≪海外研修の成果等について≫1.研修の内容をどのように活かしているか1研修先で録画した動画(ピアワーカー達のメッセージ)を翻訳、字幕を付けたDVDを作成、コピーを当事者、福祉従事者の人達に配布。2ピアワーカーとして沖縄で活動しているグループや、小さな当事者の集まりを定期的に行っている所へ出向き、研修の内容を紹介、フィードバックを受けた。3法人内で研修報告会を開催。4東京で開催された全国の当事者が集まるフォーラムに参加、日本の当事者団体の考えや日本におけるピアサポート活動の情報を集めた。フォーラムを主催している団体の共同代表(海外の当事者団体の集まりに定期的に参加している)とオーストラリアでの研修内容をシェアした。2.今後、研修の内容をどのように活かしていくか1日本ピアサポート協会と連絡をとり、沖縄、県外という地理的不利を乗り越えた繋がりをもてるように積極的にアプローチする(全国フォーラムの参加などをきっかけにする)。2身近な所で、少人数で集まる当事者会や勉強会に参加し、コンシューマリズム(当事者活動)について一緒に議論を進めていく。3今回の研修で知りあったオーストラリアの当事者達と連絡をとりあい、今後もより協力しあえる関係づくりを進めていく(情報交換や日本に来てもらう事など・・etc)。4英語が使える強みを研修で再認識できたので、今後はその強みを活かせる取組みを図っていきたい(海外からのゲスト講師が日本に来た時に何かコンタクトをとってみる・・etc)。3.今回の研修で得た成果について(日本の施設で導入・利用可能なもの)1今回の研修で、痛切に感じたのは、「仲間・ピア」の大切さである。いろいろな知識を持ち素晴らしいアイディアを持っていても、それを共有できる仲間がいないと中々前へ進んでいけず、限られた範囲での活動になってしまう。アメリカの自立生活運動を見ても、デンマークの民主主義を見ても、とことん話し合う中で仲間ができ、希望となって本物が作られていくことを確信した。2いろいろな面で当事者の方がピアサポートや自分の人権について学ぶ機会が無い事が再認識できた。より意識して学ぶ場に参加していく必要性を強く自覚した。当事者会の活動に役立てたい。海外の情報をネットで検索、日本語訳をして、新しい取組みや情報の紹介をする。?73?