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概要

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を目的とし、ノーフュンスホイスコーレでデンマーク、日本、さらにアフリカ、中近東から来ている移民や学生達との異文化交流をする事がそのヒントに繋がるのではないかと考え短期研修コースにて研修を行った。初日に、ノーフュンスホイスコーレ短期研修部代表のMomoyo T.Joergensen先生のオリエンテーションにおいて「フォルケホイスコーレ」の歴史について説明があった。フォルケホイスコーレ(通称ホイスコーレ)は「人生の学校」とも呼ばれ、試験もなく資格も問わない、18才以上なら誰でも学ぶことができる。グルントヴィ(哲学者)が創設者で、「学びとは、外から与えられるものではなく、内から湧き出るもの」を基本の哲学としている事を伺った。翌日は風邪で昼間寝こんでいたが、休んでいる時に差し込んできた光に数年ぶりに気持ちの良い目覚めを感じた。小春日よりで小鳥のさえずりだけが聞こえた。そのことで、今迄抱えていたストレスが無くなり、体の内側からいろいろなアイディアやエネルギーが湧き出てくるのを感じ、その力に圧倒された。そこで、フォルケスクールの哲学を思い出し、このことなのか、とその瞬間のアイディアをノートに書き留めた。この貴重な体験から学んだ事は、インプットした事をアウトプットする事でまたインプットできるという事だ。日頃、インプットすることばかりやアウトプットすることだけになっている事に気づかされた。4つの授業を受けた:1グローバルフューチャー自分にとってコミュニティーとはどの程度の範囲を指すのか?を自分と自分の祖父母が生きた時代背景を比較しながら考える授業だった。身近な所から自分の世界観を見るとてもユニークな授業だった。インターナショナルクラスの授業だったので異文化交流もできた。2高齢者福祉について日本とは違うデンマーク特有の制度と資格について、また福祉の3原則(継続性、自己決定、自己資源の開発)について学んだ。この3原則は、国を問わず、人と関わる時に必要な視点である。この3原則は、高齢者団体から打ち出された考えで、当事者だからこそ作り上げる事が出来たのだと納得させられた。3高齢者デイセンターのボランティアデイセンターで、日本から来ている学生達と一緒に焼きそばを作り、センターの利用者とスタッフに提供。事前のミーティング通りに調理をするグループとその間をつなぐレクをするグループに分かれて作業をし、センターの人達にとても喜んでもらえた。レクの内容も日本的なゲームを取り入れて、「上を向いて歩こう」を合唱、センターの人達にとって初めての体験を提供できたのではないかと思う。日本の留学生の方も学ぶ内容は異なっても、自分や人の為に何かを探しにきている点では同じであった。4真の民主主義とは改めて問われると定義が出来なかった。それを支える3要素についてディスカッション。全?60?