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概要

kaigaikenshu_43

違いで食べられない子には残す事を勧め、盛り付け過ぎて食べ切れない子には次回どうしたら良いかを考える機会を与える等、臨機応変に対応する教師の関わり方が見られた。(左から)子ども達が自分で行う配膳・テーブルセット・掃除の道具(4)英語教育英語教育は分離した教科として教えるのではなく、他のフィールドの学びが広がると共に自然なツールとして伸びていく事と捉える。インターナショナルスクールとして大切な事は、他文化の尊重を学ぶ場を提供する事である。また、教師は基本的に英語で話し掛けるが、子どもがフィンランド語と英語を混ぜて話していても、それは自然な事と捉える。英語だけを話して子どもに無理をかけずに、時には子どもの表現し切れない気持ちをフィンランド語で代弁しながら過ごしている。アルファベットを箱の中の砂の上に書く活動、教師と子どもが袋からカードを1枚ずつ取り出し書いてある詩を朗読する活動もあった。絵カードとアルファベットのカードを使っての活動では、頭文字のみを絵カードの横に並べていき、発音して確かめつつ進める。リーディング用の本を何冊も読み続ける姿も見られた。(左から)砂地に文字を書く活動、絵に頭文字のみを対応させている、リーディング用の本棚。(5)モンテッソーリ活動(お仕事)活動は教具の配置されている一部屋と中央のホールで行われ、行き来は自由になっている。自分で活動場所を決める自由が保障されている。各国の文化を紹介する手作りの本を手にする子は多かった。休息をとる時は部屋の中央のカウチで休み、他児の様子を観察している。活動を探せないでいる子にはさり気なく教師が誘い掛けている。(6)戸外活動戸外活動は主に徒歩3分に位置する公園で過ごす。公園は芝生部分、柵で囲われた大型遊具があるスペースが2箇所あり、他の保育施設と交互に使用している。数年前にこの公園が作られる際、市か?83?