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概要

kaigaikenshu_43

(5)言語言語はフィンランド語で、単語をゆっくりはっきりとシンプルに聞き取りやすく話し掛けている。キンダークラスでは勉強の準備をし、ワークシート、物を一緒に数える等でプリスクールに進級後に本格的に文字について学ぶ。各保育室には生活に必要な絵カードや単語カードが貼られ物と単語、言葉掛けとが結びつけられる。朝の会で年月日、曜日、天気等のカード貼りの確認、詩の読み聞かせ、OHPを使用して保育士と子どもによる影絵シアター上映の活動等もあった。(6)戸外遊び午前と午後に各々一度づつの外遊びでは、一回につき2時間ほど遊ぶ場合もあり、雨天でも余程の寒さ(? 15℃以下)でない限りは外へ出る。ハーラリという防寒・防水加工のスノーコンビや帽子、手袋等を身に付けて外へ出る。研修期間は春で雪は無いものの気温は低く、子ども達、保育士達も防寒着を身につけていた。各クラスに外準備をするための場所があり、ベンチに腰掛けて着替えられる。保育士は基本的には遊びを見守り安全を確保し、子ども同士の関わりを大切にし必要な時に介入する。11時の放送で合図音が鳴り、人数確認の後5人ずつ順に入室。シンクで防寒着や靴底の汚れを洗い流し、大きな乾燥機で乾燥させるなど、設備が整っている。(左から)園庭の一部、園庭と保育室の間にあるベンチや大型乾燥機のある着脱スペース、乾燥機の横にはお湯で衣類に付いた泥を洗い流せる設備がある。(7)室内遊び各部屋には自分の写真や名前のマグネットを貼る表があり、数種類の遊びの中から選びマグネットを貼って遊び始める。フィンランドでは多くの園がこの方法を取り入れている。人数が偏る事な(左から)各自のマグネットを貼ってコーナー遊びを選択する為の表、プレゼントのパン(プッラ)、大型スクリーンでお絵描きをしている様子。?79?