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概要

kaigaikenshu_43

く等する。アトリエがあるのもこの教育法の特徴の一つである。運良く、滞在中に2日間に亘り園外の教育者を対象にレッジョ・エミリア教育についての研修会が行われ、講義や園内の見学、教育方法の体験をして理解を深める事が出来た。“好奇心と驚きの役割?知らない事の価値?”をテーマに講義を受け、活発な意見交換も行われた。子どもと教師の両方が知らない事の中に重要な事がある、互いに挑戦し自分自身で気付く事、教師との信頼関係を深めていく事、その一瞬一瞬を共有する事、楽しむ事無しには何も得られない等のレッジョ・エミリアアプローチを行う際の数々の大切なポイントを学んだ。分科会では2 ? 3歳児クラスで人形で遊ぶ姿に焦点を合わせ、教師のアプローチにより子どもの成長が促された例の紹介を受けた。教師が他の職員と協議を重ねながら、人形の世話の仕方を見せ、生きているように扱う、本物の乳児が入浴や食事の介助を受ける様子を映像で見せる等アプローチをした結果、まるで人形が生きているかのように接し、入眠、食事、挨拶をさせ遊びに連れ出し、怪我の手当てや危険な事から守る行動等が見られた。その後友達同士で役割を決めごっこ遊びへと発展させる事もあった。人形に深い愛情を抱き、協力し友達同士の信頼関係を深め、遊びを自分達の手で発展させる様子がよく理解出来た。このプロジェクトが子ども達を取り巻く環境にも影響を与え、自分自身の妹弟の世話を始め、妊婦に興味を持ち始め、歯ブラシなど身の回りの物に興味を広げ、医者やその他の職業に興味を持つようになった等、影響は計り知れない。他に、このプロジェクトの様に多様性について子どもに伝えるに当たりペルソナドール(PersonaDoll)という人形を使うアプローチ法も取り入れていた。また、リサイクル品を使用しての制作活動では、相手との信頼関係を深める、リサイクル品の存在に気付く、家庭から持ち寄る事で家族と連携を図ったり、家庭と環境問題を結び付ける機会となる等、教師のアプローチにより可能性は幅広くなる。普段の生活の中にもこのアプローチ法は活かされており、年長児クラスで飼育されているギニーピッグのケージを子ども達と作る、子ども達の提案により床に積み木を並べて遊べるスペースを作る等、子ども達が主導し展開させる場面に何度も出会った。教師達はアイディアを実現させる為に、今現実に出来る範囲の中で調整し手助けをしていた。レッジョ・エミリア教育法目に関するプロジェクト活動(左上から)色紙によるちぎり絵・様々な動物の目・拡大した目の刺繍・プロジェクターで拡大する様子・壁のキャンバスでの糸での型取り。?70?