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概要

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子どものセリフやナレーションは英語で発表するそうである。明るく朗らかで、温かい雰囲気の中、活き活きと笑顔で参加する子ども達の姿が印象に残っている。皆が集まった時にはショウ&テル(Show&Tell)が行われる。家からある物(中国語の本、テコンドーのトロフィー、作品等)を持ち寄り紹介をしたり、教師や友達から質問を受ける。子ども達が言語を習得していく上で、多岐にわたる活動が用意されていた。(左から)モンテッソーリ国際学園、絵カードの内容を文字カードで書き表している様子、文章を分析し、品詞のシンボルマークを合わせ置き、ノートに書き写している様子。(3)その他の分野日常生活の練習、感覚教育、算数教育、文化教育の分野でも、基本的には個人活動を行い、個別に活動の仕方を教師から伝えられるが、グループで教師から教具や用具の扱い方や活動の仕方を教わる場合もある。4歳児対象の日本語での文化教育では、他国の位置、首都、公用語、国の特徴等を言葉、写真、絵等を用いて紹介していた。(後日、英語で同じ内容のレッスンを受け、両語での理解が深められる)また、年長児による植物の観察では、切り花の茎を色水に浸し、色水を吸い上げる花弁の変色の様子を数日かけて観察、その様子を絵で表し、後日観察結果を英文で書くという活動を行い、子ども達は教師が視界の中から消えても、観察を止める事なく集中していた。その他動植物のライフサイクル、人間の身体の仕組みについて等内容は尽きない。日常生活の練習では掃く、絨毯のブラシかけ、トングや箸を使っての小さな物の空け移し等を通して器用に思い通りに動かせる身体がつくられる。感覚教育では子ども達の五感に働きかけて感覚を研ぎ澄ませる活動。幾つもの感覚教具を秩序性を大切にしながら組み合わせていくバリエーションでは、子ども達と一緒に参加させて頂き、有意義な経験をさせて頂いた。慎重に且つ大胆に、集中力や手先の器用さを発揮しながら、規則的に長短大小の差のある円柱、直方体や立方体、棒状の教具を順番に並べ積み重ねていった。算数教育では身の周りにある物を数値化し、目に見えて触れる事の出来る具体的な物から、目に見えない抽象的な数字へと導き、演算や暗算をする。2時間以上の活動時間でも、自分で選択して納得いくまで取り組める、途中で他の活動をする事も選べるので子ども達の集中力は驚く程持続し、部屋の中は落ち着いた雰囲気であった。年長児の自己マネージメントの様子や1つの活動に深く取り組む様子、発展活動が沢山用意されている事に驚かされた。(4)自立度や社会性午前中の活動中、おやつは好きな時間に食べられる。おやつ(果物)の写真が貼られ、一人当?66?