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概要

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や拡大トランプなどのレクリエーショングッズの製造も行っている。マサチューセッツ州(4月21日~5月2日)1.パーキンス盲学校(盲学校)(1)はじめにパーキンス盲学校は1829年に開校。開校当時は名称も場所も今とは異なり、1912年に現在のキャンパスとなる。生徒数は約200人で有名な卒業生にはアン・サリバン、ヘレン・ケラーがいる。またパーキンスブレイラーは世界で最も多く使用されている点字のタイプライターである。1982年からは視覚障害のみではなく、重複障害児の教育にも力を入れているため、一番楽しみにしていた研修場所であった。(2)施設概要キャンパスは、一つの町と言えるほどの広大な敷地で、緑が多く静かな場所である。学校は幼稚部、小学校、中学校、高校とある。早期教育も行っており、0歳児からの早期介入も行っている。寄宿舎はコテージと呼ばれており、学生の障害の程度や年齢によりコテージが分けられている。盲聾の学生のためのプログラム、地域移行支援、ロービジョンクリニックなどがキャンパス内に備わっている。(3)研修内容さまざまなプログラムがある中、パーキンスの園芸療法、早期教育、コテージでの学生の生活について学んだ。<園芸療法>1コマの授業は生徒数4人につき、教師はアシスタントを含む2人。授業の内容はフラワーアレンジメント。テーブルに花瓶が数本用意されており、作業しやすいように回転ボードの上で行う。生徒は視覚と聴覚に障害を持っており、手話や触手話を使っての会話であった。集中力がなかなか続かないため音楽をかけたり、興味のある話題をふったりと、飽きない工夫をしている。季節ごとにテーマがあり、この時は母の日のフラワーアレンジメントを行っていた。パーキンスの教員、職員より注グリーンハウスの外観?47?