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概要

kaigaikenshu_43

ビリテーションの専門家より受けることができ、管理体制も整っている。利用者は他州など、遠方から訓練を受けにきている利用者も多い。個人の支援計画により滞在期間は異なるが、最長6週間で「Graduation day」(訓練終了の日)を迎え、それぞれの地域に、習得した技術と共に帰って行く。(2)施設の構造建物は二階建てで、受付で身分を確認される。関係者はICカードで出入りし不審者が入れないようになっている。一階には事務所と利用者の病室が34室あり、病院内の他の病棟とも繋がっている。二階は主に訓練を行う場所となっている。(3)研修内容利用者の失明後の生活技術習得ためのリハビリテーションとしての歩行訓練、作業訓練、パソコン訓練、生活訓練、余暇の楽しみとしてレクリエーションについて学ぶ。今回、私が実際の訓練場面に立ち会ったのは以下の通りである。<歩行訓練>歩行訓練士が、利用者の住む地域の環境に似た場所を訓練場所として選ぶ。利用者はGPSの歩行補助具を使い、住所を検索しながら、歩行訓練士から課題とされた目的地へ白杖歩行で移動する。<作業訓練>利用者は残存視力の程度に関係なく、目隠しのためサングラスを装着して訓練を行っていた。これは作業を故意に難しくするためではなく、視覚以外の感覚を養うために行っているとのこと。利用者5名に対し、職員が3名で作業訓練を行っていた。革細工(モカシン靴、ベルト、小切手入れ、財布など)の細かな作業にイラつく利用者に対しても、職員は優しく丁寧に教え、気分転換に話題を変えたりするなど、訓練場面の雰囲気作りにも職員は気を配っていた。<パソコン訓練>パソコンではzoom text(画面の拡大ソフト)、JAWS(音声読み上げソフト)の操作、iOS端末ではVoice Over(音声読み上げ機能)の操作を訓練しており、利用者はそれぞれの操作を楽しみながら訓練を行っていた。1980年代からコンピューターの訓練を行っている。その当時はコンピューターが一般に普及していなかったが、現在では晴眼者と同じ情報が得られるツールとして不可欠となっており、情報格差を生む要因となるために訓練の重要性が高い。基本的に訓練で使用したパソコンは一式、利?45?