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概要

kaigaikenshu_43

関わっていく。精神的・身体的・性的に虐待を受けた子は人を信じない、怒りやすい、問題行動をとる事がある等の為、信頼関係を築くのには根気良く関わる必要がある。教師は週末に直接子どもを訪問、個別に家庭と関わりながらコミュニケーションを保持していくシステムもある。(Keep Communication System)講義の中で、日本では隠さずに何でも言えるかという質問があった。言語の問題も重なり、アジア人の20パーセントは抱えている問題について隠す傾向にあるそうだ。PTST・トラウマを負っている、アルコールの摂取を止められない等各々のケースに応じてスクールカウンセリングを行い、解決策を見つけていく。医者やソーシャルワーカーがここへ子どもを連れてくる場合もある。その後、造形遊びを通してのセラピー(CreativeArt Play Therapy)、ムーブメントセラピー(Movement Therapy)、瞑想(Meditation)、スポーツ、ジャズの練習等を行う校内でのバンド活動等を行っていく。ファミリーセラピーとして、親が参加できない場合、祖父母や親類に代わりに伝える事もある。入居してサポートを受けている子達は2人1組で同室にて過ごしており、先生がサポートし隣接の公立学校に通うこともある。職員の子どもへの虐待防止のため、職員はフィンガープリントを登録している。職員は沢山のトレーニングを受け、ケアの為のライセンスを取得している。セラピーは職員も体験し、その他暮らしについて調査等のリサーチを受けている。職員への効果的なセラピーは子どもの安定に繋がる。また、子どもに手をかけないようガイドラインを供給し、万が一そのような事があった場合にはレポートしなくてはならない。仕事ばかりの生活に偏るとフラストレーションが溜まるのでミーティングを設ける。互いに分かち合う事が大事になり、後に子どもの安定に繋がる。日本でも表面化し、急増していると言われる家庭での虐待だが、入所後に家族を含めて再生を援助するこちらのプログラムから学ぶ事により、ひとりでも多くの子ども達が幸せになるのではと感じる。4.4月8日10:30~11:45視察先:ABC Industries(発達障害者のための家)NPO視察対応者:Gina Edmonds(Rehabilitation Manager for Work Activity Program)報告者:福谷理恵ABC Industrialは、California Autism Foundation(CAF)の中にある成人期(18歳以上)の利用者のためのデイプログラムである。利用者は、自閉症とその他の発達障害のある人々である。CAFの組織は、利用者の生涯に渡るサポートのための最良の機会を提供するとともに、彼らが自立するため、生産するための最高の潜在能力を引き出すための援助トレーニングの依頼にこたえるための機関である。ABC Industrialでは、地域(Richmond近辺)の製造業で作られた商品をパッケージングや梱包する仕事を利用者の作業として行っている。受注する商品は、チョコレートなどの土産用菓子類、ミネラルウォーターなどであった。完成品は、観光地などに出荷される。作業場は、自閉症やその他の発達障害の人が、自分の仕事内容と工程を理解しやすいように構?8?