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概要

kaigaikensyu46

? 49 ?クを基に導入から発展まで、読み書きや数字の概念、感情表現の仕方などの学びが生徒のワークシートからもみることができた。親が参加する学校の行事としてはFamily Fun Day がある。主に寄付や資金を集めることが目的であるが、BBQ をしたり、移動動物園、演奏会、ダンスパーティーなど親が様々な企画をし、実行されている。生徒もいつもと同じ場所で開催されるため、安心して参加できているという。また、すぐ近くにはEarly Education(幼児の部門)の建物もあり、支援学校のキンダークラスに入る前の子どもたちが週4 日で通園している。まだ幼い子ども達の親がすぐ目の前に支援学校が見えることでどう思うかはわからないが、移行の際はスムーズに行うことができる利点もあるという。既存のカリキュラムに加えて、様々な専門家と教師が協働をしてユニークなものを作り出す。生徒一人ひとりの明るい表情から、充実した学校生活であることが分かった。カードやコミュニケーションの表を使用して活動の流れを分かりやすく伝える「感情」というトピックを通して数学やハンドライティングのスキルを学ぶⅤ ニュージーランドウエリントン (6 月4 日~ 6 月24 日)1.Kimi Ora School (Evans Bay) ?5-21 歳までの特別支援学校?ウェリントンに3 つある特別支援学校の内の1 つで、本校はウエリントン市の北部に在る。5 歳以降の障害のある子どもたちが通園する分校Evans Bay にてインターンシップをさせて頂いた。建物には3 つのクラスがあり、「Pohutukawa」「Totara」「Kowhai」と全てニュージーランドオリジナルの有名な木の名前がついている。1 クラスには7 ?8 人程度の生徒が在籍し、担任と3 人のアシスタントの合計4 名でクラスを運営している。活動の際にはPT・OT・ST・音楽療法士もクラスに入り、子ども達のサポートにあたっている。ニュージーランドの特別支援学校の受け入れは必要がある場合は21 歳まで在籍できる。ウエリントンには特別支援学校が少なく、特に障害の重い生徒は特別支援学校への通学を希望しても入学待ちとなっている。地域の学校へ入学する際は通常の学級もしくは支援学級での在籍となる。学校でのサポートが難しい際には、専門家による