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概要

kaigaikensyu46

? 46 ?していけるという期待をしている。学びのターゲットとして、生活に役立つ学びとしては、クリエイティブな考え方を身につけること。読み書き、数学の知識、科学の知識と芸術に親しむ。健康に関しては強い身体を保ち、運動(体育)を推進する。そして、学校と地域の連携などが挙げられている。特別支援に関しては多くは地域の学校へ行くが、特別支援学校への進学を決める子どももいる。上記のコンセプトからしても、誰もが平等に教育を受けられる権利、知識やスキルを生活の中に取り入れていくこと、今後はもっとインクルーシブの考えが浸透していくであろうと担当者は話す。特別支援教育の歴史としては、以前はとてもシビアな障害の子どもたちは家で家庭教師をつけたり、大人では施設へ入居するなど隔離されたような状況であった。1984 年ごろから地域の学校へ行くことが推進され、現在ではただ、アクセスするだけでなく、どう子ども達が参加していくかを考えるようになってきた。最近では地域の学校へインクルーシブの理念を政府として届けていくことを行っている。子どもの個別のニーズや強みを理解して、個別の学び方、サポートをするように促している。また、地域の子どもたちにはロールプレイを見せてどのようにその子どもの支援をするかを理解させる。みんながそのコミュニティーへ参加することを期待しているのだという。現在、1,500 の公立の学校へ通う子どもは60 万人いる。その中の15%、9 万人が何かしらの障害がある。9 万人の内、約1 万2 千人は特別支援学校へ通っていて、7 万8 千人は地域の学校へ通っている。どちらの学校へ進学するかは親の選択による。特別支援学校は7 つのカテゴリーに分けられている(表1)。通学の決定は以下の手順である。① まずはアセスメントを行い、どの学校が適するかを決める。② Educational Needs Questionnaire(ENQ) 質問事項に回答し、ニーズはどのようなものかを把握する。③ ENQ を用いて、カンファレンスを行い、教育課、専門家で話し合いが持たれる。特別支援学校において、カリキュラムProgram forstudents with disabilities(PSD) は使用されるが、子どもの実態に合わせて変更、組み替えなどの調整を行うことは可能である。実際、特別支援学校は教師など専門的な支援をすることができ質が保証されている。地域の学校はそれが難しいことがあるが、情報や研修、この差をなくしていくように同じく働きかけていく必要がある。ENQ により、子どものニーズのレべル(高いか低いかのレベル)によっ( 表1)特別支援学校の7 つのカテゴリー出典:Victoria State GovernmentAutism Spectrum disorder(ASD)自閉症スペクトラム障害Hearing Impairment(HI)聴覚障害Intellectual Disability(ID)知的障害Physical Disability(PD)肢体不自由Severe Behavior Disorder(SBD)情緒障害Severe Language Disorder withCritical Education Needs(SLD-CEN)言語障害Vision Impairment(VI)視覚障害