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概要

kaigaikensyu46

? 28 ?ることができているのではないかと思う。そのことが子どもにも安心感をもたらせ、日々の積み重ねがスクールや家庭での生活にとても活きているのではないかと感じた。集団ではあるがその中での個別のサポートはIndividualizedEducation Program ( 以下IEP)のゴールに基づき、考えられている。毎年、通園する子どもが違うので、子どもに合わせてカリキュラムを立てるため、「カリキュラムは私の頭の中にあるのよ!」といった先生の言葉が印象的であった。子どもの今ある姿に思いを巡らせて考える姿勢は私達も同じである。障害のある子どもの支援を考えるとき、それは本当に一人ひとりの実態に合わせたカスタマイズプランなのだ。それを個別的に活かすのではなく、集団、家庭、地域社会でどう一般化させていくか。難しい作業ではあるが、とても魅力的な仕事だと改めて実感した。2. Joaquin Miller Middle School 内 特別支援学級先のYCC クラスのない火曜日に、近隣の公立中学校の特別支援学級でボランティアをさせて頂いた。軽度クラス(Mild)と中度・重度クラス(Severe)の2 クラスに分かれている。各クラス8 名程度の生徒が在籍し、クラス担任1 名にアシスタントが入る。私が入った中度・重度のクラスは生徒と教師、1 対1 での支援を行っていた。軽度クラスの中には数学や化学が得意な生徒、図工や体育、クッキングなど部分的に通常のクラスへ参加する生徒もいる。重度クラスの生徒はクッキングに参加する程度でほぼ特別支援教室で授業を受ける。授業は40 分で7 時間目まである。40 分間集中することが難しい生徒もいるが教師が視覚的、聴覚的、様々なツールを使用しながら励ましている。授業の内容は通常の教科に加えてMoney といって、お金の計算の仕方、使い方を学ぶ時間やLiving Skill という食事の時のマナーや人にものを尋ねる時の言い方や頼む相手は誰か、作法など生活に直接結びつくスキルを養う科目もある。また、OT とST のセラピストが週に1 回授業に加わり、セラピスト主導の活動も行われる。全体で朝の日課、カレンダーやその日のスケジュール、役割の確認等はするが、授業になると2 名程度のグループに分かれてテーブルでワークを行う。生徒の集中できる時間が20 ?25 分ぐらいであるため、途中で好きなもの、例えばパズルやブロックなどをして、気分転換をする。全ての課題が終了すればiPad で好きな動画を見ても良いなど教師は生徒のモチベーションをいかにアップさせて、活動に取り組むかを常に工夫している。長時間教室に居ることが疲れてしまう生徒には散歩に行ったりして気分転換をすることもある。YCC Room31 の先生方と