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概要

kaigaikensyu46

? 24 ?国期間施設名/ 都市名施設の種類研修内容研修成果と施設への活用・導入方法掲載ページ5 月カナダ5/21~5/25Peel Infant-Parent Program /オンタリオ0-3 歳までの障害のある子どもと親の療育センター施設の概要、支援内容等についての聞き取り子どもの成長や発達を丁寧に保護者へ伝え、共に子どもの育ちを支える手段として、ポートフォリオ(成長記録)の作成を計画中である。また、親と子の気質テストは親と子であってもそれぞれ違う人間であるということを理解するツールとして使用されていた。子ども理解の一つのツールとして使用できないかと考えている。40Silver Creek Pre-School/オンタリオ障害のある子どものプリスクール①施設の概要について聞き取り ②クラスの運営及び具体的な指導・支援の方法を学ぶ ③多職種との連携、それぞれの役割について学ぶ ④保護者支援について学ぶ保育士、セラピストは協働をしながら現場で子どもの姿を捉え、評価する。ここでは心理士も常駐し、客観的な子どもの評価、また、保護者の相談にいつでも乗れる体制をとっている。現場から離れた立場や視点でのアドバイス等もあって良いと考え、施設でも心理士がファシリテーターとなる保護者座談会をシリーズで開催予定である。42Erinoakkids/オンタリオ障害のある子どもの医療・療育・セラピー等の複合施設施設の概要、支援内容等についての聞き取り子どものベッドサイドには壁掛けスライド式の絵画の中に医療機器が目につかないように設置されていた。幼少から様々な治療を受けてきた子どもにとって、精神的にも苦痛を味わうことのない配慮がされている。普段何気なく保育室内にもある医療機器に関して、子どもの目にどう映るのかということに気を配り環境を整えていく。43オーストラリア5/27?6/3Victoria StateEducation andTrainin/メルボルンヴィクトリア政府 教育省ヴィクトリア州の障害児教育の制度の変遷、現在のインクルーシブ教育の取り組みと現状を学ぶインクルーシブ教育は浸透しつつあるが、地域の学校レベルで障害児の受け入れの仕方違ってくるという点は日本と似た部分もある。まずは大阪のインクルーシブ教育の実態に関心を持つようになった。「インクルーシブ教育」をテーマに保護者座談会の開催に向けて、現在、学校教育関係の方と日程調整中である。456 月Port PhillipSpecial School/メルボルン5-18 歳までの特別支援学校①オリジナルカリキュラムの内容について学ぶ(専門職がどう協働しているか)②成人期への移行に際しての本人支援と保護者支援について学ぶ様々な専門職がプログラムに関わり、ユニークな取り組みを見ることができた。従来の考えにとらわれることなく、様々な職種が子どもの支援に関わることでお互いに意識や技能を高められる。現在、施設の他部署に在籍する様々な技術(絵画・生け花・音楽・料理など)を持つ職員とのコラボレーション保育を計画中である。47ニュージーランド6/4?6/24Kimi Ora School/ウエリントン5-21 歳までの特別支援学校①具体的な指導・支援の方法を学ぶ(多職種連携も含めて) ②障害児のアセスメントや評価、支援計画等について学ぶ ③日本の制度や支援の違いについての意見交換 ④プログラム運営について学ぶ ⑤保護者支援について学ぶ クラス集団の中での個別の目標を職員がどう意識を持って達成させていくか。戸外活動ではコミュニティーに出向き、生活の中でのスキルアップを意識した取り組みも多く参考になっている。また、ネットでの学校情報の公開は保護者にとって利便性もあり良いと感じた。今後、当センターでも取り入れられないか慎重に考えていく。49University ofOtago/ダニーデンオタゴ大学/ 体育学部、教育学部①運動発達クリニックの概要について学ぶ ②運動機能に障害のある子どもへの支援、保護者への支援について学生との意見交換 ③教育学部では障害児教育の制度やインクルーシブ教育の現状についての聞き取り信頼関係を築き、練習を繰り返し、達成感や自己肯定感を高めていく。とても根気のいる支援である。練習したことを家庭にどう返していくかという点はよく似た課題でありどう解決していくか。大学という機関であり、様々な視点からの研究も進められており、興味深い。海外の保育・教育に関する論文にも興味を持つようになった。54Otagao UniversityChildcareAssociation/ダニーデンオタゴ大学内デイケア施設①施設の概要について聞き取り ②カリキュラム及び具体的な指導・支援の方法を学ぶ ③保護者支援について学ぶ ④早期介入専門家の先生との意見交換    園で気になる子どもがいた場合、保護者にどう伝えていくか。早期介入専門家が入り問題を解決していく。子どもに障害があっても通常の園で他児と共に育つことは大事。その子だけを支援するという捉えではなく、その子も踏まえた全体の子どもを支援していく、個別的でも分け隔てもない視点を持つことは必要であると感じた。58Early Childhoodon Stafford/ダニーデンダニーデン市内デイケア施設①施設の概要について聞き取り ②カリキュラム及び具体的な指導・支援の方法を学ぶ ③保護者支援について学ぶ ④障害児の受け入れ等についての聞き取りTe Whariki のカリキュラムの原則や要素は保育活動の内容を考える際の一つのアイデアとして参考になっている。乳幼児期の子どもの保護者支援に関して、この時期に大切なことは「保護者の思いに寄り添うこと。」それは全世界共通なのだ。そのことを今後も大事にし、支援を行う。61計 65 日訪問国5 カ国 訪問施設18 箇所