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概要

kaigaikensyu46

? 23 ?研修概要(プログラム)氏名水野 里佳所属社会福祉法人 愛徳福祉会 大阪発達総合療育センター 児童発達支援センターふたば 保育士合同研修デンマーク ノーフュンスホイスコーレ (4/23 ~ 4/27)国期間施設名/ 都市名施設の種類研修内容研修成果と施設への活用・導入方法掲載ページ5 月アメリカ4/28?5/16John MuirElementarySchool YCC(YoungChildren'sCenter)/サンノゼ公立小学校内の就学前の障害児通園センター①具体的な指導・支援の方法を学ぶ(多職種連携も含めて) ②障害児のアセスメント?評価支援計画等について学ぶ ③ ABA セラピーについて学ぶ ④プログラム運営について ⑤保護者支援について学ぶ 知り得た活動、教材等はすぐに保育実践に取り入れている。ABA セラピーの手法として、自分がした行いに対して、即時性のフィードバックが得られるという点は子どもに分かりやすいと感じた。ABAセラピーでなくとも、分かりやすく、一貫した支援は子どもにとって有効である。支援の方向性を職員全体で考えるようになった。25Joaquin MillerMiddle School/サンノゼ公立中学校特別支援学級①具体的な指導・支援の方法を学ぶ(多職種連携も含めて) ②中学校から高校への移行に際しての本人支援と保護者支援について学ぶ ③プログラム運営について学ぶ 幼児から児童?学生への移行に関して考える研修となった。養護の時代から教育へと切り替わる場では「自立」ということがキーワードになってくる。生きていく上で必要なスキル(Living Skill) について、子どもの発達を支える職としては頭において日々の活動を考えるようになった。28PHP(ParentsHelping Parents)/サンノゼ障害児を育てる親の支援団体ワークショップの参加を通して①PHP の活動概要を学ぶ ② IEP(個別指導計画)について学ぶ ③親同士のつながり、どのような交流会等があるのかを学ぶ教育法を後ろ盾にIEP の成り立ちがよく理解できた。子どもの支援を考える際にはその子どもに関わる大人がそれぞれの役割、責任を持って支援にあたることが必要である。アメリカにおいてはボランティアの力がとても偉大であり、開かれたコミュニティーを形成している。当センターにおいても積極的なボランティアの活用を考えている。30San Jose StateUniversity/サンノゼサンノゼ州立大学 特別支援教育学科①学科の概要について聞き取りどのような学生がこの学科で学んでいるのか ②カリフォルニア州の教育制度および障害児教育に関するアセスメントや評価、支援に繋ぐまで等の聞き取り障害児保育・教育は日本でもどうなっていくのか。制度と共にそれに携わる人材の教育も必要だと感じた。「正しく教育を行う人、教育を変えていける人を育てたい。」という教授の言葉。新人職員や実習生等、これから共に保育・教育を担っていく人材に対してどう向き合うべきかを考えさせられるものであった。325/17~5/20MontessoriInternationalschool/アーバインモンテッソリー国際学園①主体性を育むモンテッソリー教育について学ぶ ②在籍する障害児への支援、保護者支援について聞き取り ③自閉症児のミュージカル劇団等、園長先生のこれまでの取り組みや今後の展望等の聞き取り在籍する障害児への支援とその兄弟・姉妹への支援について語られていた。当センターにおいて、その辺りの支援は薄かったと考えさせられる研修であった。現在、兄弟・姉妹等、家族の誰もが参加できる保育を企画し、実践している。34DevelopmentalTherapy Center/アーバインセラピーセンターセラピーを見学を通して、具体的なセラピーの目的や内容について学ぶ全ての活動が生活に根ざした取り組みであった。衣服を着替える必要性がある場面での着脱の練習、ナイフとフォークを使う必要性がある場面での食事の練習など、何のためにその取り組みを行うのか、子どもにとって理解しやすい環境での活動を考えるように意識できるようになった。35Culver DistrictSpecial EducationPre School/ロサンゼルスインクルージョンシステムを導入した幼稚園①インクルージョンシステムを導入した幼稚園のプログラム運営について学ぶ ②具体的な指導・支援の方法を学ぶ(多職種連携も含めて)他職種で様々な視点を持って子どもに分かりやすい保育環境を設定しているという。全ての子どもには課題がある。それを乗り越えるために、保育環境の設定がいかに大事であるかを常に考えるようになった。子ども達がお互いに助け合う姿を見て、今後も地域保育所との交流保育を活発に行う。36カナダ5/21?5/25Region of Peel /オンタリオPeel 地区市役所福祉課①オンタリオにおける障害児支援の概要について学ぶ ②リソースコンサルタント(RC) の仕事について学ぶ ③アセスメントや評価、支援に繋ぐまで等の聞き取りRC は定期的に家庭や学校へ巡回を行う。何か問題があった時に対処するだけではなく、普段から子ども、保護者、関係者との関係作りを行う。そのことが支援計画によく活かされると感じた。そして、支援開始に至るまでは役割分担のもと、一連の手続きが行われる。現在、職員間で手続きや認識等の統一を話し合っている最中である。37Peel Children'sCenter/オンタリオメンタルヘルスに関する支援センター施設の概要、支援内容等についての聞き取り子どもに困り事があった場合、障害別の親の会、若年の保護者の会など、様々な社会資源が用意されている。情報が素早く保護者に届くように、ソーシャルワーカーと協力をしていきたいと考えている。中でも父親にも参加してもらえる夜間のワーショップも開催されており、当センターでも父親が参加できるものを計画したいと考えている。39