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Ⅰはじめに現在の日本は、国民の4人に1人が65歳以上という超高齢社会を迎えており、介護サービスや介護保険など高齢者福祉のあり方が大きな課題となっている。高齢者福祉は、老人福祉法に基づき、生きがいを持てる健全で安らかな生活を送ることができるよう、社会全体で支えていくことを目的としている。高齢者福祉施設での生活において、単調で受け身になりやすい利用者が、充実した日々を送り、生きがいを持つことが重要である。高齢者のレクリエーション目的として、「喜びを感じ生活を豊かにすること」があげられる。私が勤務する介護老人保健施設では、利用者の気分転換、意欲向上、認知症進行予防としてのレクリエーション活動が十分有効に機能しているとはいい難い。要因は、レクリエーションのバリエーションが少ない、障害や認知症のある利用者にとってレクリエーションの内容が難しく、参加できず見学だけに終わる利用者が多いこと等で満足のいくレクリエーション活動とはなっていないのではないか。楽しく、満足感が得られるレクリエーション活動について、より良い改善策を見出したいと考えている。現在、介護職員は人力での介護、移乗にならざるを得ない状況であり、腰痛をはじめ肉体的疲労が要因となり、利用者の外傷、転倒という不具合が発生するケースに繋がっていることが多々あると思われる。そこで、リフト機器などの介助器具を導入し、介護職員の負担軽減を図ることが、利用者の安全安楽を確保することに繋がることから、海外での実例を学び、介護職員の健康保持を維持するための方策に取り組みたいと考え、この海外研修に参加させていただいた。Ⅱカナダ多民族国家のカナダは、10州3つの準州で構成されている。福祉分野の一部を含むヘルスケアについては、各州政府が個別に州法を制定しており、カナダ全州共通の制度があるわけではない。カナダの福祉における特徴は、それぞれの民族性を尊重した幅広い対応である。中国系や日系の高齢者福祉施設も多くあり、文化や習慣を尊重した介護サービスの提供がなされている。バンクーバー1.A.S.K. Friend Ship Center(4月28日~5月2日)~高齢者デイケア~(1)施設概要A.S.K.は、バンクーバー市内の住宅地の中にあり、35年前に教会とコミュニティーによって、?90?