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Ⅴカナダノースバンクーバー(North Vancouver)The Cascadia Society(6月5日~12日)~ワークショップ、ケアホーム~<The Cascadiaについて>The Cascadia(カスケイディア)は、国際キャンプヒルコミュニティー(the international Camphill Community)の一員である。キャンプヒルは、1939年にDr. Karl Konigがルドルフ・シュタイナー(Rudolf Steiner)のAnthroposophieの思想を元に始めた社会活動であり、障害などの心理的葛藤がある成人や児童の共同生活体である。世界中で100を超える活動体がある。シュタイナーは神秘思想家と日本では言われている。絵画の時間ですAnthroposophie(アントロポゾフィー、人智学)は、人間の認識を脳の機能としてではなく、感覚的、霊感的な関わりを万物から感じ得る感性を重要視した哲学的思想から生まれた学問である。The Cascadia活動自体に芸術的な要素が多く、Eurythmy(オイリュトミー、体内の宇宙との繋がりを感じて動く動き)、演劇、音楽、絵画などが行われている。それ以外にも、生活や文字などを学習する時間、運動(水泳等)、農作業、ろうそくや籠を作る活動と幅が広い。制作に必要な材料は、可能な限り自身らで集めたり作り出したりしている。例えば、ろうそくは蜜蝋を使うのだが、養蜂も行っている。ここでは、利用者は、companion(コンパニオン)と呼ばれる。職員は16名で、ボランティアがドイツから3人、フランスから1人来ていた。コンパニオンは33人が日中活動を利用し、4か所にあるThe Cascadia homeと呼ばれるケアホームで13名が生活している。・幸運に恵まれてこの事業所への研修は、8年ほど前、ウディーショップきこりに体験的に通ってくれた友人である日系カナダ人(生まれはアメリカ)のDickさんとカナダでの活動を一緒にしたいと単純な思いから依頼をした。偶然にもそこへ4年前から、日本人である貴司さんが勤めていた。更に貴司さんが神奈川県の出身で、研修出発直前の4月に家族の結婚式で日本に戻ってきた際、ウディーショップきこりに寄ってくれた。当初、滞在は、Dickさん宅と予定していたのだが、貴司さんが一緒に生活するケアホームを利用していたコンパニオンが入院してしまった為に、空いた部屋で4泊させて頂けた。その建物は、古い民家を改修して使っている。1階をカスケイディアの活動の場、2階がケアホームになっていて、居間、食堂、キッチン、4つのベッドルーム、バスルームがある快適な広い空間を、コンパニオン、貴司さん、私の3人で使う贅沢な状態であった。?78?