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≪海外研修の成果等について≫1.研修の内容をどのように活かしているか馬と接するときの考え方、実際の身体の動かし方を伝えている。力で馬を制圧するのではなく、馬を理解し馬にも理解しやすい指示を出すことによって信頼を得る。本当の信頼関係を築いた上で乗馬療育を実践する心構えを持つようにしている。デンマークでの合同研修は地元である東長崎地区福祉施設連絡協議会の勉強会にて「海外の福祉の現場から~北欧からの学び~」と題して研修報告発表を行った。28名の福祉施設関係者の参加があり、デンマークの福祉の現状、日本との制度の違い、日本が福祉国家になるための教育など自分がデンマークで学んだことを発表することができた。2.今後、研修の内容をどのように活かしていくかデンマークで学んだ「国家百年の計は教育にあり」を意識し、福祉国家を作ることの出来る教育に変革していくように機会を作って伝えていく。施設内に限らず、上記のような施設外に発信のできるチャンスに積極的に参加していく。よりよい乗馬療法提供のためには、より深い信頼関係を馬と築くことが不可欠である。一朝一夕には実現しないが、まずは施設内で馬に関わる人たちが同じ考えを持ち、同じ方向を向けるように繰り返し伝え、また私の調教の実践を見て学んでもらう。施設内での共通理解を進めると同時に周辺の乗馬療法実践施設に向けて情報を発信していく。他施設との情報交換や実践における切磋琢磨を重ね、日本でもっとも効果的な馬の調教方法、乗馬療法の実践方法を確立していく。そして、乗馬療法の効果を検証する方法の確立も目指す。3.今回の研修で得た成果について(日本の施設で導入・利用可能なもの)考え方の変革が今回の大きな成果であった。乗馬療育に適している馬、ハッピーホースはハッピーヒューマンが作る。つまり、幸せな馬は幸せな人間が作る。自分の姿の鏡となって馬が教えてくれる。まずは自分自身をしっかりと保っていなくてはならない。そして、習得を目標としていた調教方法についても2カ月の期間内に必要な事柄を身に付くまで学ぶことができた。当初、想定していなかったことも感じることがあった。それは人との繋がりの大切さである。海外という自分のホームグラウンドで無い場所で、こんなにも親身になって助けてもらえるとは想像していなかった。特に事情があって急遽帰国することになった際は、研修先の方だけでなく、空港でも飛行機の機内でもみなさんが親切に私を気遣って下さった。どれだけありがたかったかわからない。意図して学んだことではないが、私にとっては大きな経験となった。?59?