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(2)基本的保育スタイル・ドイツ的な保育月・火縦割り・日本的な保育木・金年齢別ドイツ語と日本語を母国語とする先生が、それぞれの日にリーダーとなり指導する。2か国語で通訳し、両国の子ども達が正確に話を理解できるようにしている。ドイツの小グループでの保育方法と日本の集団的な保育方法をバランスよくカリキュラムに入れている。子ども達の作品や保護者向けの掲示物も両言語で掲示されている。ドイツの幼稚園では、細かい指導計画は存在しない為に、恵光幼稚園では、折り紙・制作・描く・体操・色感・テーマのある遊び等の指導計画を立て「ねらい」のある保育を実施している。これらの活動は、小学校の集団生活にスムーズに入れることと、生き抜く力を育成することもねらいとしている。日本に帰国することを子ども達は、心待ちにしている反面、不安と戸惑いが大きいと先生方は心配している。日本に戻った時に学習についていけるのか、だけでなく、集団での同学年の子ども達との生活が楽しんでいけるのか。ドイツとの習慣の違いに悩まないかなど心配はつきない。子どもが抱えるであろう問題を少しでも子ども自身の力で乗り越えられるように、日本の習慣・文化について、丁寧に指導している。又ドイツでの生活が長くなる場合にも備えてドイツ語やドイツの習慣も同時に指導している。両言語で表示されている掲示物恵光幼稚園の指導方針の要でもある、仏教保育は、仏参とされ、毎水曜日に園長先生から仏様のお話を聞き、月1回は恵光センターの本堂でお念数珠を持ち参拝する。ドイツ人の子どもも、正座をし背筋を伸ばしお話を聞く姿勢には、驚かされた。仏教保育の様子?80?