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5.今後の研修生に対するアドバイス1 ?語学について-英語検定を定期的に受けるようにして日常英語に触れるようプレッシャーをかけた。英語放送のニュースや英会話を録画してみるように心がけたが、実際には忙しさの中で録画がたまっていく一方だった。ECラーニングは、遊び感覚で利用しやすかった。とにかく取りかかりが遅かったことを後悔している。早いうちから少しずつでも習慣的に英語に触れておいたら違っていたのではないかと思う。2 ?研修先の確保について-HP等で調べ、希望する研修先に主にメールで連絡をとっていった。取り掛かりが遅かったこともあり、返信、研修先決定まで、ぎりぎりになり精神的に厳しかった。年内をめどにアプローチしておくと気分的には違ったかと思う。(メールは20通ほどで出し3通返信があった。しかも2通は2月末から3月上旬の返事だった。レターは10通ほど出したがリアクションなしだった。)いよいよ日も迫って先輩の紹介やコーディネーターの紹介など、つてを借りて話が確実になってきた頃からやっと不安から解消された。こういった人たちと早くから連絡をとっておくことは必ず役にたつと思う。3 ?体調管理について-風邪一つひかずお腹をこわすこともなかったことは幸いだった。北欧は色の濃い野菜をたくさん食べられないので、先輩に紹介してもらった青汁をよく飲むようにしていた。食べられるときはできるだけ野菜をとり、ジュース類も多種類を意識的に飲んでいた。普段よりもよく歩いていたので毎日熟睡できたようで(時差ボケが終わってから)これはかなり良かったと思う。4 ?安全について-北欧では気をつけていたことはたくさんあったが、特に危険を感じる場面はなく気分的には安心だった。西欧に変わると雰囲気ががらりと変わり気が引き締まった。特に荷物(貴重品など)の携行時には何をどこに入れるか、どのように持つかは気を使っていた。ワイヤーロックや小さい鍵は何度か使い、それで安心できたので持って行ってよかったと思った。国や地域によっては、宿泊先のエリア(区など)ごとに安全度が違うことが後でわかった。ホテルなど宿泊先を決める段では、ある程度決まって時間的に余裕がない時期になるので、目処がついた頃に現地情報を事前にチェックしておいた方が心配ない。ちなみに私はパリの地下鉄は頻繁にのらないように現地日本人に注意された。(集団スリ多発)5 ?研修生同士の支え合い-顔合わせの後、すぐにメーリングリストを作り(作ってもらい)互いの近況を報告し支え合って研修に臨めたと思う。個人研修になっても、研修生同士の状況がわかることで安心し、入出国時の空港情報などすぐに知らせてもらい心強かった。わからないことばかりの中で、教わることはとても多かった。何より同じ境遇の仲間がいると思うと励まされた。合同研修一週間で皆と共有した多くの出来事は特別なものだった。?32?